BOOX NOTEの分解 [IT]
E InkのAndroid読書端末「BOOX NOTE」はストレージが32GBあるが、そのうちユーザーが使えるのが27GB弱で、執筆時点で電子書籍ストアから書籍を買ったところ書籍がダウンロードできず、使い切ってしまったのがわかった。
一応USB Type-C端子が付いているが、それにストレージを接続することができない(ここはよく調べてないのでもしかしたらできるかもしれない)。SDカードスロットも無いのでストレージの拡張ができないのだ。
もしかしたら、内部的にSDカードのスロットがあって、そこにストレージが挿さっているのかもしれない、と思って、以前スマホを修理する際に購入した、手持ちのスマホリペアキットの特殊ドライバーとヘラを使って分解してみた。(読者の方はご自身の責任の下、行ってください)
底面のUSB Type-C端子の左右にネジがある。
これが五芒星の形をした特殊なもので、前述のリペアキットのドライバーで外す。本体の裏面のカバーは接着剤などで接着はされておらず嵌っているだけなので、ヘラで慎重に隙間に力をかけていくと外れる。
外した写真がこれである。
メイン基板を拡大した写真がこれで、
どうやらメインのSoCらしきものの周りにチップがいくつかある。2つある「K4E8E324EB-EGCF」というチップがLPDDR3のメインメモリで、「KLMBG2JENB-B041」というチップが32GBのeMMCのフラッシュロムのようだ。これはもちろんはんだ付けされており取り外すことはできない。
microSDカードスロットらしきものも見当たらない。
目論見が外れてしまったが、こうなると27GBのストレージ内で運用面でやりくりするしかない。この端末に入れているのは字の本のみで、マンガは入れてないんだけどな。
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- メディア: エレクトロニクス
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